テクノラボの金型設計担当森田です。
6月に東京ビッグサイトで開催された、日本ものづくりワールドに行ってきました。
ものづくりに携わる様々な企業が出展しており、金型製作に使える技術や製品を視察するという目的で参加しました。
社内であれこれと考えているだけでは、斬新な発想が出来なかったりするのでこういった機会は勉強になります。
大手企業ブースはコンパニオンが多くて、パンフレットやノベルティを受け取らないと近づけない感じです。三次元測定器の紹介でした。
こちらの大手企業ブースは男性社員ばかりでハンパないって。
IoTにおけるセキュリティーの提案でした。監視カメラが乗っ取られる昨今、セキュリティーは大事です。
カシオさんは2mm程の1枚のシートを凹凸させて素材感を出すプリンター。畳や皮、木目など様々な質感や色がイメージできる商品。素材は紙、PETフィルム(防水用)、POシート(シール)と3種類から選べるみたいです。
毎度お馴染みのスワニーさん。小さい成形機とその右横に3Dプリンター。3Dプリンターで型を作り、ハイブリット金型として射出成型を実演していました。小ロットの製品には特化していますね。社内に射出成形機1台欲しいなぁ。
会場内でトイレに移動中、目に入った「ガラスを素材として使う3Dプリンター」の文字。
後で行こうと思ったら場所がわからなくなり見れなかった。うー残念。
試作屋のZENさん。こちらも小ロットの製品を扱う会社なのですが、テクノラボとの違いはプラスチック製品だけではなく何でも作るという事だそうです。
川本化成さんは塩化ビニール製のオペラハウス製作。塩ビによる溶接技術と言っていました。
福井県鯖江市のブース。眼鏡フレームの技術を活かしたチタン製品を多種展示してありました。
陽極酸化という技術でカラーバリエーションも豊富。
VR展も開催。空を飛んだりライブ会場にいるような臨場感。両手に持ったコントローラーで操縦するみたいです。ただ無防備になりますよね。
今回は会場内で新しい技術を発見することは出来ませんでしたが、色々見た中でも金型製作で使ってみたいと思った製品は電磁石ぐらいだったかな。電磁石を使った型開き構造を少し考えてみたいです。
そう言えば、弊社で作っているIMAOケースも展示されてました。
使ってもらえているのを見ると嬉しくなってしまいます。ものづくりをしていて良かったなあ。
テクノラボHP:http://www.techno-labo.com/index.html