世界全体では年間800万とも1200万トンとも言われるプラスチックゴミが流出しています。
その8割はアジア域からの流出と言われており、日本海流の上流にあたります。
結果として日本の南西部には沢山のプラスチックごみが流れ着きます。
こうした漂着地では日々、ゴミが収集、処理されています。
日本で回収しきれなかった海洋ゴミは更に海流に乗って、北米、そして世界に拡がってゆくことになります。
最初に見て頂きたいのが、長崎県、対馬の海岸の写真です。
ご覧の通り、大量のプラスチックゴミが漂着しています。
対馬では毎年8千トンのプラスチックゴミを海岸で回収しているそうです。
世界全体に目を向けると、現在では年間120万トンのプラスチックゴミが流出しているということです。
そして、世界の海洋流出プラスチックごみの8割がアジア域からの流出と言われています。
こうした漂着地ではゴミが収集、処理されているものの、全てを回収しきれている訳ではありません。
日本で回収されなかった海洋プラスチックゴミは海流に乗って、北米、そして世界に拡がってゆくことになります。
日本では回収された海岸漂着プラスチックごみですが、これは再生はされません。
100%焼却されるか埋立られることになります。