buoyを買ったら
buoyの製品には一つ一つbuoyが回収された場所(産地)のシールが貼られています(コースターのみ裏面に刻印がされています)。
QRコードを読み込むと、回収活動を行った団体さんを紹介するページが見れます。
ぜひどんな方が回収されたのか、どんな場所(海)なのか団体様のSNSなどもあわせてチェックしてみてください。
現在日本中で海洋プラスチックごみが漂着しています。そのごみは海外から流れてきたゴミも多くあります。海流の関係で大きなプラスチックごみが流れ着いて困っている地域、マイクロプラスチックが流れ着いていてざるで古いながらゴミを回収している地域など困っていることは多岐にわたります。
buoyを買う人の役割
海洋プラスチックごみの回収にも、海洋プラスチックごみの活用(資源化)にもお金がかかります。buoyを始めた当初はお金がかかることはわかっていても、一体いくらかかるのかわからない中で手探りで需要ある製品の品質を見極めたり、相互の仕組みを作ってきました。
というのも、海洋プラスチックごみ問題の解決に向けてこの問題は人々の善意だけでは解決できないからです。日々漂着する海洋ごみに漂着地域はすっかり疲弊しています。持続的にこの問題に取り組むためにはしっかりと収益が発生するような活動にすべきだとbuoyは考えています。
buoyの製品はおなじプラスチック素材の製品に比べると非常に高価です。そんなbuoyの製品を手に取り買っていただいた方は立派なbuoyのチームの一員だと思っています。buoyは海がない場所でできるビーチクリーンになりたいと考えてブランドを作り上げてきました。
ぜひ今後もbuoyを通して海ごみ問題に関心をよせていただけると嬉しいです。
ものとの付き合い方、買い方を考えるきっかけになれば
私たちの身の回りにはたくさんの製品があふれ、たくさんの製品が日々つくられています。それはとても便利で、とっても気軽な生活です。たとえ何か忘れ物をして家を出てきたとしても、出先で買えば簡単に心配は吹き飛びます。
しかし、それが本当に豊かな生活でしょうか?今後私たちがつき進めていくべき未来でしょうか?
上記世界を維持するためには、本来人々が必要な量以上の製品をつくり、つねに町中に満たす必要があります。そのためには購入されない製品もたくさん作られていることでしょう。
buoyは「お気に入りのものを大事につかうこと」がとても重要だと考えています。
素材がなんであれ、その製品を大切に愛着をもって長くつかうことは、結果ゴミを減らすことになります。
またお気に入りのものを買うことで、消費者の購入=プロダクトへの投票の形がつよくなれば製造サイドも変わらざるおえません。
みなさん消費者の行動が、大量生産大量消費を前提としている今の社会を変えるおおきなきっかけになります。
海洋ごみの問題は「ポイ捨て」だけが原因で生まれた問題ではありません。ぜひ一人でも多くの方がbuoyをきっかけに「ものの捨て方」だけでなく「ものの買い方」にも目を向けてくれると世の中がきっと大きくかわります。そう信じてbuoyは製品に愛着をもてる仕組みづくりをもっと力を入れて頑張っていきます。