本金型

500個以上の量産向き「本金型」

500個を超える数量を生産する場合や、スーパーエンプラなどの特殊素材を使用する場合、本金型での生産をお勧めします。
テクノラボでは社内で「本金型」を作りません。ですが、貴社が直接発注するよりも安くて良い金型を提供する自信があります。 なぜなら
 ・どのような金型を選定すべきかのノウハウがある
 ・それぞれに特化した金型メーカーに多くの発注を出し信頼関係を築いている。
 ・自社で金型図迄作成できるので素原価が分かっている。そのため金型メーカーと価格交渉ができる
 ・デザインから手掛けているので最終製品の目標レベルを認識している。つまり金型メーカーにどの品位で仕上げるべきか明確に指示ができる(オーバースペックを排除できる)
テクノラボの本金型

テクノラボの本金型と簡易金型の比較による
本金型のメリット・デメリット

「本金型のメリット」
・成形品の品位が高い
透明部分や外観のうるさい電化製品等に合わせて高い表面体裁の製品を作ることが可能です。
・所有権が自社
使用権だけの簡易型と違い、本金型の所有権は貴社に有します。固定資産として2年の減価対象となりますので決算書上対応しやすい支出となります。
・成形品の単価が安い
簡易型より生産性が高いです。
初期コスト(金型にかかるお金)は高いですが数量が多い場合にはコストが抑えられます。
・様々な素材の対応が可能
特にフィラー入りの素材等簡易型では対応できない素材が多種あります。本金型ならばそれぞれの用途に一品一様で応えるのでどんな素材も選択することが出来ます。
・メンテナンス間隔が長い
共取り型で1〜3万ショット毎、1個取り生材型で10万ショット毎、焼入れ型で30万ショット毎。
その間メンテナンスフリーで一切費用がかかりません。
「本金型のデメリット」
・初期コストが高い
何といってもここがネックです。ただし、本金型といってもいくつも種類があります。適切な金型を選べば十分リーズナブルな価格に抑えることが出来るでしょう。
まめ知識
本金型の種類
本金型と一口に言ってもその作り方には多様な種類があります。
本金型の種類 通常プラスチック製品は複数の部品がセットで使用されます。
それらをまとめてセットで作るのが「共取り型」でこれが最も安い作り方です。
反対に同種の部品を一度に複数個作る「多数個取り型」が金型としては最も高くなります。金型の価値が高い程、製品の価格は安くなります。
外観の品位
業界によって要求される製品の外観品位は異なります。家電以上のレベルならば本金型でなければ製造できません。
金型の外観
海外生産
中国は粗悪品のイメージが強いですが、実は金型のレベルはさほど低くありません。(成形は下手ですが・・)
特に外観部品は日本に手掛けるメーカーが少なくなり日本の品質に近いといえます。韓国は近年のウォン高円安のレートからみて日本と余り違いがないレベルになっています。
金型の海外生産
価格の目安
テクノラボでは産業機器〜医療機器レベルのケース金型を数多く受託しています。一品毎に価格は異なりますが、概要として以下の水準の案件が多いように思われます。
金型の価格の目安 <耐久性の問題は別としての金型選択基準>

小さな部品の場合、複数個を1セットで作る「共取り型」を使うと簡易型より有利なことがあります。一方で大きな部品は少量に限ると簡易型に遠く及ばない価格となります。
まめ知識
最適な産地の選定 (成形拠点)
何処で作るかということはコストだけの問題に聞こえますが、実はかなり奥が深いのです。この判断を誤ると、結局あとでトラブルの原因になりかねます。
●量があり、安定して生産するモノ
これは、海外での生産を原則と考えるべきです。コストだけではなく、納期の問題でもあるのです。24時間365日稼動する海外サプライヤーは、「今ちょっと混んでいて・・・」などのトラブルがありません。また、輸送コストも想像よりずっと安いので、トータルでも国内供給より安価に抑えられます。
●あまり量がない、または散発的に生産するモノ
これは国内生産を原則として考えます。海外工場のおそろしい所は、生産の間隔が長く空いてしまうと、金型がなくなることもある点です。僅かな製品単価(@100など)をコストダウンして、高額な金型(100万円など)を失うわけにはゆきません。
●品質を重視するモノ、透明なモノ
プラスチック製品の寸法は 「金型」 と 「成形」 とで決まります。単なるケース等なら問題ありませんが、内部機構に関わる精密部品では「成形」技術の良否が寸法に影響します。海外はココが弱いので、このような高精度なモノは国内供給が原則です。また、透明な部品は黄砂の影響があることから中国では作れません。
●その他 政策的な理由
基板の組立てを海外で行っている場合など、外装部品までその会社に発注しない事が自社製品開発の原則となります。その製品が良い物であれば、そのまま海外で転売されてもコントロールができなくなる為です。組立てする海外工場に外装部品を日本から送っている企業は、実はかなり多いのです。
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