テクノラボはプラスチック製品の製品デザイン、設計・試作、少量生産のサポートまで製品開発のお手伝いをする会社です。


Mechanical Design-設計-

「カタチ」として確立させるための設計提案

デザインしたものを、実際の製品にするために、細かい部品の設計を行います。フタの閉め方や嵌合の細かな部分など、デザインでは曖昧になっている所まで詰めていきます。
そして、設計したものを試作し、手にとって確かめることが大切になります。

設計と試作は切り離せない

「設計」って何をするの?

プラスチック製品の設計には独自のルールやコツがあります。

    etc.肉ぬすみ、抜き勾配・・・

デザインと設計の違いは、わかりにくいかもしれません。
テクノラボの「設計」ではデザインのイメージを元に下記の7つの作業を主に行います。

デザインされたイメージに実際に寸法を入れながら3D-CADを使って図面を作る
中に入れる基板を留めたり、コネクタを出す口を切欠いたりして内蔵物がきちんと収納できるように作り込む
上下のケースの留め方や合わせ目の見せ方などの細かい形状を作り込む
基板等の内蔵部品が他の部品やケース本体と干渉しないかチェックする。
また、組立て作業がちゃんとできる構造か否かを検討する
電池蓋やコネクタキャップ、画面のチルトなど、可動部分がある場合にはその形状も作る
プラスチック部品では、その部品が金型化出来る形状になるよう、細かな形状調整を行う
(抜き勾配や肉ぬすみ、ゲート部肉盛りetc)
金型費が高くならぬよう、金型構造がシンプルになるような部品形状に改める

①・②は比較的イメージしやすいと思います。
③・④・⑤は表にならないながらも大切な作業です。これは図面だけで判断することなく、試作品を作って確認することで、より明確に問題が浮かび上がります。
⑥・⑦はブラスチック特有の問題です。プラスチック業界での経験が物を言い、プロとしての腕の見せ所でもあります。